こんにちは、れ組農園の赤桐です。

 れ組農園ではちょっとだけ米も作っています。ただ、米は単純に事業化しようと思うと、機械類で、云千万円の投資が必要で栽培面積は 10町歩(10ha)とか必要になります。こう言う時、東京ドーム 2個分とか言うんですかね?最近、某漫画が作中で叫んだ「東京ドームじゃ分からん!ヘクタールといえ!!」という気持ちがわかるようになってきました。

 (↑写真は2020年8月28日頃)

 さてさて。儲からないのになぜ米をやるのか?理由は2つあります。

 れ組農園のある地域で米をやってるのがほとんど “じいさん” ばかりだからです。ここではじいさんの定義は60歳以上の男性です。60代の男性をじいさんと言ったら怒られますけどね。そこから20年、米を作り続けるのは結構、厳しいですよね?多くは10年が限界じゃないでしょうか?
 万が一、後継者がいないときは、れ組農園で引き受けるか、ということで、今から勉強しておこうかと。田園風景なくなったらわざわざつくば に帰ってきた意味ないですわ。でも、どっちかと言うと、2代目、誰かやれよ!と思っている次第です。

(↑写真は2019年の刈り入れ)

(↑写真は2019年の収穫後の片付け)


 2つ目の理由は、狭い面積でも、単純にビジネスにする自信があるからですね。遊び心満載な商品を開発して、発売する予定でおります。農家が自分の家のために作る米って、普通に流通している米よりずっと旨いんですよ、知らないでしょ?妻の桃子が現在、商品開発中ですから、う〜ん、今年は試作できるかな〜。

 いろいろ言いましたが、結局のところ、

田舎に住む以上、車の運転が出来るのと同じ感覚で、米は作れないといけないんですよ

あれ?知りませんでしたか?

 というのはさすがに言い過ぎですが、人生一度くらい、自分で作った米食べた方がいいですよ。日本人の主食なんだから。オーナー制とか体験型も検討しようかなあ。